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県警本部留置管理課からの要望

弁護士会にはいろいろな委員会が設けられており、その一つに刑事委員会があります。

刑事事件の関係で起きる諸問題を議論する委員会です。決してまともな刑事弁護をする弁護士だけで構成されているとは思わないで下さい。時間にルーズな弁護士が入っています。委員会が定刻に始まることが稀です。その刑事委員会のメンバーが、定期的に県警本部留置管理課と協議会を開催しています。そして、協議の結果を各会員に配付することにしています。

例えば、弁護人選任届の提出先について議論したようです。つまり、逮捕された被疑者が検察官に送致される前に、弁護人を選任した場合、弁護人選任届を連署で作成します。この場合、誰に弁護人選任届を渡すかが問題となります。警察官としては、できるだけ問題は抱え込みたくないはずですから、被疑者が検察官に送致された後、弁護人が、検察官に弁護人選任届を提出してくれると有り難いはずです。留置管理の担当の警察官であれば、事件に関わらないのが建前ですから、尚更ではないでしょうか。ただ、被疑者を逮捕した後の弁解録取の際、「弁護人を選任する権利がありますよ。」と告知しながら、弁護人選任届が提出された途端、「それは、うちとは関係ない。宛先は検察官にして、検察官に送致された後、そちらで検察官に提出してくれ。」と言うのも変な話です。(中略)このように内容のある議論をしてくれているのです。そして、改善されていくこともあります。


ところが、県警本部留置管理課からの要望は次のようなものでした。

接見の申込時に申込書類に弁護人名等を記載してもらうが、申込書類に記載の文字が判読不能なものがあった。書類の字は丁寧に記載するように注意いただきたい。

このレベルの低さはどうなっているのでしょうか。偉そうに被疑者の権利がどうこうと言っているのに、「もう少しまともな字で書け。」と反撃されているのです。これが現実です。弁護士を「先生」と呼ぶのは止めた方がいいです。
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