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講評

先日、私が作成した講評です。ブログの場合、番号を付けたり、段落の冒頭で1文字分下げるとレイアウトがおかしくなるので、そのあたりを気にしないで(日本語の文章作法に反することですから、イライラします。)記事を書かせて下さい。番号は項目分けが多くなる場合、第1、1、(1)とします。

【答案の形式面について】
必要事項はきちんと記入しなさい。たとえ採点の対象外であっても,必要事項も心を込めて記入する。これが礼儀である。

日本語の文章作法を守りなさい。平成23年司法試験公法系第1問についての採点実感に目を通しておく必要がある。①行の末尾に意味のない空白を設けている答案,②句読点の区別ができていない答案が目立つ。また,③一つの文が終わるごとに改行している答案は,「段落」の意味が分かっていないことを示している。アホと思われたくなければ改めなさい。句点の後などに「.」を打つのが癖になっている受験生,手癖が悪いぞ

判読できる字で書きなさい。

要するに,答案の形式面で劣っている人は,どんな問題が出題されようと,全科目で損をしていると肝に銘じなさい。

【答案の内容面について】
問題文をよく読んで,問いに対して,素直に,かつ簡潔に答えなさい。全体のバランスを考え,論述にメリハリをつける必要がある。それほど合格レベルは高くない。時間切れ答案にならず,基本をしっかり書いて,最後は問いに答えておけば,論点を1個落としたくらいで不合格になることはない。間違ったことを書くよりは,全く書かない方がいい。

条文は正確に引用する。間違った条文を引用するのは論外であるが,条文の項数,前段と後段の区別ができていない答案が目立つ。

答案は,採点者にもう少し読みたいなあと思わせる分量で終わらせるのが理想である。最終行までびっしり書かれている答案は,見た瞬間に採点する意欲を失わせるものがあるから注意を要する。

【罪数の処理(刑法固有の問題)の重要性について】
必ず点数に結びつくところであるにもかかわらず,条文の引用の方法がなっていない受験生が多い。必ず1項と2項,前段と後段の区別をする。そして,牽連犯(54条1項後段)の場合は,通常,手段と結果の関係になっていることが必要である。「通常」がキーワードとなる。

模範六法に「牽連犯は,犯人が主観的にその一方を他方の手段または結果の関係において実行したというだけでは足りず,その数罪間に,罪質上,通例,手段結果の関係の存すべきものであることを要する。」とした判例が載っていないか。建造物侵入(130条前段)が成立した場合,これと牽連犯の関係になる犯罪が多いから注意を要する。大事なのは分かる範囲できちんと処理することである。牽連犯,併合罪(45条前段)さえ書けない程度では,かすがい現象は書かないのが無難である。

【精神面について】
終わった科目のことは忘れよう。アホな受験生に限って,答案に何を書いたか議論しているように思われる。しかし,何が論点か分かっていても,きちんと書けているとは限らない。アホな受験生の相手はせず,心を落ち着けて次の科目のことを考えよう。

試験である以上,必ず,どこかで合格者と不合格者が峻別されることになる。最後は,予備試験(そして,司法試験)に合格したいという熱意があるかどうかが合否に影響する。何があっても合格する。したがって,緊張して眠れなくても気にしない。横になっていなさい。緊張すると腹の調子がおかしくなる人も気にする必要はない。緊張しない方がおかしい。腹の調子がおかしくなったら,トイレに行けばいい。
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Author:オグちゃん
平成25年5月、アメーバ・ブログから引っ越してきました。役に立つことも、役に立たないこともマイペースで書いています。日記のような感じでしょうか。

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