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筆記具のインクの色について

先日、司法試験の論文試験で答案を起案する際、どんな色の筆記具を使うかについて考えさせられる機会がありました。

私を指導して下さった先生は、決して達筆ではありませんでしたが、読みやすい字を書かれていました。その先生が言われるには、「ブルーブラックのインクで書くのがいい。黒色は、字が下手な奴が使うと見苦しいものがある。特に、汗でインクが滲んで答案が汚れたようになったら、黒色は最悪だ。もっとも、青といっても、真っ青はいかにもアホに見えるので避けた方がいい。ブルーブラックのインクでゆったりと書けば、早く2ページ目に入ってホッとする。それから、万が一の場合を考え、同じ(太さの)万年筆を何本か用意しておくように。」とのことでした。

私は、司法試験の受験勉強に関する限り、素直に他人のアドバイスを聞き入れていましたから、先生のその言葉を聞いて以降、ブルーブラックのインクを入れた万年筆を使うことにしました。今から約四半世紀前の出来事になります。論文試験が梅雨明けで猛暑の時期に実施されるため、汗でインクが滲むおそれがありました。因みに、当時の予備校で使用していた答案用紙の注意事項を確認したところ、インクの色は青色か黒色を使うように指示されていましたから(当然、本試験も同様であったと思われます。)、ブルーブラックのインクでも何ら問題はなかったのです。なお、試験に合格して答案を添削するようになって、真っ青のインクで書かれた答案に出くわしたことがありますが、たしかに答案が軽く見えました。


答案用紙の表紙の記載事項について

ところが、現在の司法試験の論文試験では、答案を起案する際黒色のインクを使うよう指示されている(青色のインクは認められていない。)ことが分かります。つまり、誰の目から見ても、インクが黒色であることが明らかであることが必要であり、それに疑義を生じさせるような色のインクを使って答案を起案することは、(特定答案として)無効にされる危険がありますから、絶対に避けなければいけません。特に、司法試験考査委員が問題を漏えいしたことが大きな問題になりましたから、司法試験はこれまで以上に厳正さが求められるはずですので、心当たりのある受験生は「ブルーブラックは青のような黒だから大丈夫だ。」などと変な抗弁をすることなく、素直にインクを黒色に変更しましょう。


それから、筆記具の太さについてのあくまで個人的な意見ですが、細字は挑戦的な(刺々しい)感じを受けます。したがって、出来が悪い答案ですと、容赦ない点数を付けたくなります。これに対し、中太くらいですと、謙虚さが伝わってくるように思います。その意味で、ボールペンでいえば、0・7ミリくらいの太さがお奨めです。
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平成25年5月、アメーバ・ブログから引っ越してきました。役に立つことも、役に立たないこともマイペースで書いています。日記のような感じでしょうか。

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