Entries

投票の価値の平等と高校野球

平成27年8月10日です。

ブログを始めたのが、丁度5年前でしたよくブログが続いたなあと思うと同時に、よく生きていたなあとも思います。拙いブログに目を通して下さっている皆様に感謝します

そこで、今日はいつもと違うことを書いてみようと思います。国政選挙が行われる度に、投票価値の平等に違反しているとして裁判になり、高裁レベルでは構成する裁判官の資質の違い(出世街道から外れた?)から選挙自体を無効にする判決が出ていますが、最高裁ではそうはいかないのが現実です。そして、平成28年に行われる参議院議員選挙のために「合区」という制度を設けるようで、議席の割り当てが無くなる選挙区の議員にとっては直接食い扶持の問題につながるだけに大問題です。

ただ、国会議員は地方の一選挙区から選出されたとしても、全国民の代表なのですね(憲法43条1項)。つまり、一選挙区の利益を追求するのではなく、場合によっては一選挙区の利益にならなくても、全国民の利益を追求することが要求されている訳です。この点、過去の司法試験で良い問題が出題されていますので、これを引用したいと思います。

昭和58年第2問  日本国憲法上、国会の両議員は「全国民の代表」とされ(43条1項)議院で行った演説・討論又は表決について院外で責任を問われないとされるが(51条)、地方公共団体の議会の議員についてはこの種の規定は見られず、また、直接請求による解職の制度が法律で定められている。この違いが見られるのはなぜか。】

私は、この年から司法試験に挑戦していましたが、択一試験で不合格となったため、この問題に挑戦する機会はありませんでした。最近の司法試験は公法系の問題の一つとして憲法の人権の分野から出題される傾向にありますが、受験生は統治もしっかり勉強する必要があると思っています。なお、今年の予備試験は統治の分野から出題されていました。もちろん、全国民の代表者である国会の両議院を構成する議員にも、しっかり憲法の統治のところを勉強して頂きたいものです。


ところで、TVで高校野球の中継を観戦していて、都道府県(北海道と東京は地区)によって、代表になるまでの道のりがかなり違っていました。私の記憶では、大阪は180校の代表でした。逆に、40数校の代表であるところもありました。そのため、高校野球の代表校の選抜方法は憲法の平等原則に違反しているのではないかと思えてなりません。なお、本日、香川、岡山両県の代表校がいずれも敗退しましたので、夕方からのローカルニュースは少々暗い内容になるはずです。さて、次は、どこを応援しましょうか。
関連記事

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://ogmomomanami.blog.fc2.com/tb.php/3044-3462cf3d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

Appendix

アクセスカウンター

フリーエリア

Extra

カレンダー

10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -

最新記事

カテゴリ

検索フォーム

QRコード

QR

天気予報


-天気予報コム- -FC2-