Entries

裁判員制度研究会

平成27年5月28日午後6時から午後7時30分までの予定で、裁判官、検察官、弁護士が集まって、裁判員制度研究会が開催されました。弁護士には遅刻するな、途中退席するなと注意が出ていました。

議題は3問ありました。最初は専門家証人(例えば、被告人の責任能力について鑑定した医師など)の尋問の際にぱパワーポイントを利用することがありますが、その法的根拠についてでした。私は、法的根拠もさることながら、法律家でさえ理解できないことを裁判員に理解してもらうにはどうしたらいいかという点に主眼に置き、事前に尋問の方法も含めて詰めておくべきであると思います。

相当前の話になりますから、暴露しても許してもらえると思います。鑑定人と面談した際、証人尋問では鑑定書の内容を同じことを話すのか確認すると、「はい。」と言われたので、安心しました。ところが、公判前整理手続が終わってからのことですが、検察官から主任弁護人でない私に電話があり、「鑑定人は証人尋問で鑑定書の内容と違うことを話します。先生にだけはお伝えしておきます。」と言われ、かなり焦りました。しかし、それ以上に、単純明快な私は、検察官がそのような電話をくれたことが嬉しかったのも事実です。検察官の度量の大きさ(私的に言えば、ケツの穴の大きさ)に感激しました。


次の問題は、証人尋問の際、書証を示しながら書証の持つ意味を証言させる必要がある場合について議論しました。仮に、私が決裁官であれば、この文面だけではどういう事態を想定しているのか分からないので、出題するにあたって具体例を示しておくよう厳命したと思います。問題提起をした検察官ではなく、裁判官から実際にあった事例を基に説明され、なるほどと納得するものがありました。最後は、328条の弾劾証拠の問題でした。

私は午後8時15分から仕事場で打ち合わせがありましたので、午後8時に退席しました。今回の研究会に出席して痛感したことは、弁護人が誰であるかによって、裁判員裁判はかなり変わるということです。もちろん被告人が荒唐無稽な弁解をするため、弁護人も苦労し、裁判員の目にはアホな弁護人と思われる事案もあるでしょう。しかし、少なくとも裁判官、検察官に質問した当の本人が、裁判官が答えてくれている最中に携帯電話をいじっている光景は私の理解できる領域を超えていました。

とはいえ、この研究会に出席したおかげで、ある人物と2年数か月ぶりに再会できたことは最大の収穫でした。
平成27年5月29日、若手の弁護士、司法修習生と「餃子の王将」に行ってきます。
関連記事

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://ogmomomanami.blog.fc2.com/tb.php/2982-92952b59
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

Appendix

アクセスカウンター

フリーエリア

Extra

カレンダー

10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -

最新記事

カテゴリ

検索フォーム

QRコード

QR

天気予報


-天気予報コム- -FC2-