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平成27年3月13日の出来事(2)

平成27年3月13日、私にしては早い出勤時間でした。

中堅の人が同期の備前焼のぐい呑みに興味を示し、これに気を良くした同期が、コレクションしている備前焼のぐい呑みを持参し仕事場で宴を開催する話が進み、夕方から詐欺的商法の被害者救済のために活躍している弁護士の講演が終わった後、宴を開催することになりました。私は自分の事務所では極親しい方だけを選び抜き、餃子パーティーをしていましたが、同期は事務所でそのような宴をするのが好きではないのだろうと思っていました。

そして、同期が若手の人に「あの事件の控訴理由書を書き終えていないと、夜の酒が美味しくないだろう。」と言ったため、私がいる部屋に若手の人が一件記録を持ち込んで籠り、電話を取り次がないようにしてもらって(最近、このパターンが多いように思いますね。)、控訴理由書の起案に専念することになりました。

私は、若手の人の邪魔にならないよう、衝立を隔てた自分の棲家(秘密基地)でひっそりと息を殺して、レジュメ作りに励んでいました。若手の人が、「何歳だったっけ?」とか言い、私に話しかけているのかと思ったら、事件関係者の歳が問題だったらしいです。通常であれば、衝立越しに私の歳を答えて笑いを取りにいくところでした。しかし、いつもは冗談が通じ、アホな私の相手をしてくれる若手の人が怒るかもしれないと思えましたので、そっとしておきました。

20150314085448939.jpg

ともっともらしいことを言いつつ、人間はそんなに変わることができませんから、起案に専念している若手の人に御協力頂いて、写真を撮りました。内心では仕事の邪魔をされて怒っていたかもしれませんが、カメラの方を向いてくれました。いかにも、やり手という感じではありませんか。惚れ惚れしました。

起案が終わると、驚いたことに、印刷した書面を渡され、一緒に書面の内容を確認することになりました。私は事件の内容を知りませんし、民事裁判に関してはズブの素人ですが、そのような人間が書面を一読して理解できるかが重要なところですから、読み合わせを引き受けました。なお、刑事控訴審の場合、控訴趣意書を提出することになっていますが、私は控訴趣意書だけを読めば控訴審を担当する裁判官が判決を書けるようなものが理想であると叩き込まれ、引用する証拠が記録のどこにあるのかまで書いておくという念の入れようでした。したがって、今回の控訴理由書の読み合わせもかなり細くチェックをして、私自身は楽しませてもらいました。

前述した通り、私はズブの素人で知識がありませんが、叩き台となる書面を作ってもらえれば、少しは役に立てるかなと思った次第です。若手の人も懸案であった一仕事を終え、夕方からの宴では美味い酒を飲めることになりました。
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コメント

[C2162]

控訴理由書のチェックありがとうございました。

字句の統一や文章の構成など、つい妥協したり中途半端になっている点を指摘いただき勉強になりました。
  • 2015-03-15 08:45
  • 若手その1
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[C2163] 楽しい時間でした。

一緒に仕事ができて、とても楽しい時間でした。またやりましょう。
  • 2015-03-15 09:11
  • オグちゃん
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