Entries

相手を誉めるということ

私が、これまで生きてきて身に付けたことがあります。

それは相手と良好な人間関係を築くには、何気ないことで相手を誉めるということです。昨日、一緒に昼食を摂った若手の人が、私が相手に送信したFAXの内容を読んだ感想として、「面白いですね。」と言いました。何が面白いのかと言えば、私が面識のない、電話で話しただけの人への仕事上のFAXに「声がいい。」旨書いていたことを指しています。

検察官の場合を例にすると、起訴状を朗読したり、論告求刑をする際の声の通り、張りが重要で、ボソボソと自信がなさそうに話されるとがっかりします。また、弁護人への証拠の開示を急ぐよう依頼しても、検察官の中にはマイペースな者がいるのも事実です。したがって、相手にとっては当然のことをしたに過ぎない場合であっても、それさえできない者がいるのも事実ですから、素直に感謝の意を伝えるべきであると思います。さらに、検察官が開示してくれた証拠に対する弁護人の意見は、検察官だけでなく、裁判所の書記官にも連絡することになっていますから、書記官宛のFAXに「検察官が証拠の開示を急いで下さったおかげで」と書いておけば、書記官はそうなんだなと思うはずですし、少なくとも嫌な気持ちになることはないでしょう。

相手が警察官の場合でも、良くしてもらえることがあります。依頼者が「刑事さんが、親身に話を聴いてくれた。」と言う場合があり,その場合は、依頼者に「それは良かった。今度会ったら、弁護士が感謝していたと伝えて下さい。」と言いますし、別の機会に全く別の警察官と話すことがあれば、「以前に○○さんに良くしてもらって感謝しています。」と言うようにしています。同僚を誉められて嫌な気持ちにはならないでしょうし、その人から「弁護士が誉めてたぞ。」と本人さんに伝わるものです。


お互いに立場の違いがあり、越えてはいけない一線があることは承知していますが、出来ることならば楽しく仕事をしたいです。ただ、考えようによっては変わった人間と思われるかもしれませんから、相手を誉めても違和感がないようになるまでには時間が必要でしょう。私は、上記のFAXの用紙を読んで「面白いですね。」と言った若手の人も見所があると思っています。

その意味で、一緒にいたら、心が救われるあばら家さんは凄い人です。ときには、私もヨイショをします。
関連記事

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://ogmomomanami.blog.fc2.com/tb.php/2769-4385ffc5
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

Appendix

カテゴリ

Extra

プロフィール

オグちゃん

Author:オグちゃん
平成25年5月、アメーバ・ブログから引っ越してきました。役に立つことも、役に立たないこともマイペースで書いています。日記のような感じでしょうか。

しかし、ブログから新しい出会いが生まれ、有難いものであるということも知りました。

最新記事

検索フォーム

アクセスカウンター

フリーエリア

QRコード

QR

天気予報


-天気予報コム- -FC2-