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判決書から学ぶ。

おはようございます。今朝は、約40分の間、いつもよりも早足でウォーキングをしてきました。兵団に出て旭川沿いを病院方面に歩き、病院の手前で左折して大和町の交差点を通過し、さらに、OHK岡山放送横を通って、国対道路まで出てから再び左折し、最後は吉備路文学館方向に左折して帰ってきました。普段は被らない「ももたろうジーンズ」製のハットを被ってウォーキングをしましたが、どうしても怪しいおっさんに見えてしまいました。

ところで、最近、刑事事件の弁護人をしていませんが、若手の方から刑事事件の弁護について相談を受けることが多くなりました。ほとんどが否認事件であるため、どうしたらいいのか困っての相談ですが、私は簡単な自白事件の弁護を担当することになった時点で相談してもらえないかというのが本音です。

記録を検討する際、弁護を担当することになった者に前科があるならば、通常、検察官からその判決謄本が証拠請求されるはずですから、これをじっくり読むべきあると思います。なぜなら、判決謄本の量刑の理由に関する部分から、他の証拠に記述がない、その判決に至るまでの事情が分かることがあるからです(①被害弁償したのか、②情状証人がいたのか等の記述があり、今回は同じような弁護手法を採っても裁判所に納得してもらえないでしょう。)。この点、公判を担当する検察官は持ち事件が多いため、争いがない事件の場合、そこまで読み込んでいないことがあり、検察官の冒頭陳述を聴いていたら、判決謄本を読んでいないと分かることがあります。

また、仮に今回は簡単な事件の弁護を担当することになったとしても、検察官が証拠請求した中に前科に関する判決謄本があり、それが事実を否認したり、責任能力を争った事案であったなら、今後のためにしっかり読み込み、場合によっては自腹を切って謄写しておく必要があります。判決書は裁判官がその事案について下した最終的な判断を記したものであり、裁判官の思考過程、証拠の評価の方法が分かりますから、弁護人はどのような証拠を集めて、何を主張すべきかのポイントが分かるはずです。さらに、昔の裁判官は非常に文章がうまく、文章に流れがあって一読しただけで頭に入ってくるものですから、自分が文章を書く際のお手本になると思います。それから、私は、刑事事件はもちろん、民事事件の場合であっても、裁判官が証人や当事者(被告人)にどのような質問をするか注目し、これがあったら必ずメモしておき、判決書の中で生かされているか確認しています。というよりも、裁判官の質問の仕方によって、将来言い渡されるであろう判決の内容を想像することができます。

さらに、前科に関する裁判で、被告人、あるいは検察官が控訴した場合には、控訴審の判決書に控訴趣意書が一体として添付されていますから、場合によってはこれも謄写しておくと、後々役に立つことがあるはずです。


先輩から指導してもらえる機会がある裁判官、検察官と違って、弁護士の場合はどこから「技を盗む」(技量を身に付ける。)かと言えば、その一つは以前の判決謄本になるのかと思います。今日から「呆韓論」という本を読み始めます。なお、特に何らかの思想的背景があって、この本を読むわけではありません。
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平成25年5月、アメーバ・ブログから引っ越してきました。役に立つことも、役に立たないこともマイペースで書いています。日記のような感じでしょうか。

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