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「熱く生きる」

今週は、やっと市立図書館に予約をしていた「熱く生きる」と題する本を借りることができました。

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順天堂大学医学部心臓外科教授の天野篤先生が書かれた本です。天野先生は、天皇陛下の心臓バイパス手術を執刀された医師として有名な方ですが、その経歴を語るとき、三浪して日大医学部に入学されたこと、お父上を自らも携わった心臓病手術の後で亡くされたということを抜きにできません。

そのため、心臓病の患者を手術し、日常の生活ができる状態に戻してあげる(手術をしたことさえ忘れた状態にしてあげる。)ことへの情熱は尋常ならざるものがあり、当然、常人の何倍もの努力をされてきたようです。これまで手術を担当された数が違いますし、縫合が上手くなるよう両手を使う練習をされ、爪を切る際はハサミを使うことにも表れています。

私が本を読んで、特に印象に残ったのは「出る杭は打たれるが、出過ぎた杭は打たれない。」という言葉です。私は、日大医学部がどの程度の偏差値があれば入学できるのか知りませんが、その出身で、さらに、現在も私立大学の教授である天野先生が、天皇陛下の手術の執刀医になるということは、東京大学医学部の教授陣にとっては屈辱以外の何ものでもないはずです。それにもかかわらず、天皇陛下の手術の執刀医になったのですから、一流と言われる医師をして、天野先生は超一流の医師と認めざるを得なかったのでしょう。


ところで、天野先生が通った高校は進学校であったようです。しかし、学年の成績が300番以下となると、あまり勉強はできなかったと言えるはずです。私も同じでした。最近、出光佐三さんに関する本を読み漁っていたところ、何冊かの本の中に、私が通った高校が旧制中学当時のものとして登場しました。同級生のほとんどが浪人し、2浪も珍しくありませんでした。医学部のある国公立大学を各都道府県に1校は設置し、入試が小論文だけというところもありましたから、医学部を目指すものが多く、ただ、開業医の子どもは家業を継ぐため、私立大学の医学部を目指していました。中にはヤンチャな者もいましたから、たとえ病気になっても、あいつに診てもらうのは風邪くらいで、手術も盲腸くらいだと話していました。また、3浪で思い出すのは、外交官になりたいと言って、東京大学(文1)しか受験しない同級生がいましたが、3浪で合格していました。

私は、人生50年を生きてきて、大体の夢は実現するのではないかと思うようになりました。問題は目の前にある夢が実現したとき、そこで満足することなく、さらに上を目指して人の3倍(天野先生によると、人の「2倍」の努力をするのは普通らしいです。)以上の努力をするかどうかです。

この点、私は、努力を怠ったと認めざるを得ません。
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平成25年5月、アメーバ・ブログから引っ越してきました。役に立つことも、役に立たないこともマイペースで書いています。日記のような感じでしょうか。

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