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「絶望の裁判所」

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先日の委員会でご一緒したサッカーシェンシェイから紹介された「絶望の裁判所」と題する本です。著者は東京大学法学部に在学中に(旧)司法試験に合格し、裁判官になった後、留学したり、最高裁判所の局付(検察官でいえば、法務省の局付です。本省勤務ですね。)や調査官を歴任したスーパーエリートです。しかも、裁判官として33年も人生を歩んでこられたので、裁判所という組織の裏側、恥部を知っていても不思議ではありません。

最近の裁判官は、私よりも司法修習の気が上ですと、余りやる気がないように見えますし、任官10年以内の若手の場合は人間味がなく、ロボットのように感じます。そして、この本を読むと、国、地方公共団体、公的機関を相手にした裁判で、滅多に一市民が勝てないことも納得できました。サッカーシェンシェイ、ほっこりさん、いかがでしょうか(お二人が頷いている様子が目に浮かびます。)。


早速、ほっこりさんから、私がブログに記したとおりであるとのメールを頂きました。御母堂のご快癒をお祈りしています。


次に記したことは、一般の国民が傍聴していた公開の法廷(憲法82条1項)での出来事です。

被告人は刑罰法規に触れる違法な行為をしたから裁判を受けているわけです。当然のことながら、被告人には、そのような事態になれば、家族が悲しむであろうことは分かっていたのですから、言い訳はできません。ただ、子どもには罪はないのであって、保育園の卒園式には父である被告人が出席する方がいいと思いました。そのため、この日の審理が終わった段階で保釈請求する準備をしていたのです。裁判官から次回期日を打診された際、その時間帯は子どもの卒園式と重なっていたことや、被告人が保釈を許可されなかった場合(その可能性が大でした。)、家族が裁判を見守ることができないと思われたことから、差し支えの理由をその旨伝えたら、裁判官が「保釈請求するんですか。」と言いました。嫌味が込もった言い方でした。さらに、検察官が「子どもの卒園式には内妻一人が出席すればいいと思います。」と言いました。被告人が悪く言われるのは仕方ないことです。しかし、この連中にここまで言う資格があるのかと思いました。因みに、その後の裁判所の判断も早かったです。

裁判官と検察官の発言は、そのままにしていたら記録のどこにも残らないことになったはずです。しかし、両者の発言を思い出す度にムカムカしたので、次回期日の被告人質問の際、私の方から被告人に聞いてやりました。「貴方、前回の裁判で、この期日を決めるときに、裁判官がどんなことを言ったか憶えているか。『保釈請求するんですか。』と言ったよな。検察官が何と言ったか憶えているか。…」と。

裁判官、検察官は情に流されてはいけません。しかし、情を解さない(解そうとしない)のは、もっといけません。



(友からメッセージが届きました。私よりも早く「絶望の裁判所」を読まれたようです。この友は、本の著者と同郷で、大学は友が後輩になるとのことですが、最近の裁判官には公の職責を担っているという気概が全くないと怒っています。)
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平成25年5月、アメーバ・ブログから引っ越してきました。役に立つことも、役に立たないこともマイペースで書いています。日記のような感じでしょうか。

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