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勾留状謄本について

以前のブログで、裁判所に勾留状謄本の交付申請をした場合の手続きの流れを書きました。



お役所仕事で融通がきかないと言ってしまえば、それまでですが、通常どおり交付申請をしたら、警察署で保管中の勾留状の原本が検察庁を介して、裁判所に戻ってきてからその謄本を作成するはずです。裁判所も勾留状のコピーを保管していると思いますが、それをコピーして謄本(書記官が認証します。)にすることはないです。遠隔地に警察署があるとき、上記の手続に従うと、やたらに時間がかかりますが、それでも裁判所は「正規の手続ですから。」と答えるような気がします。


ただ、弁護人が勾留状の謄本で確認したいのは、被疑事実の要旨、勾留を認めた理由(刑事訴訟法60条1項各号、207条1項本文)であり、これは裁判所が保管しているコピーをさらにコピーしても内容が変わるものではないはずで、実益を優先させてもいいのではないかと思っています。民事裁判では、写しを証拠として利用する場合がありますし、代理人が弁護士であれば、書面等はファックスでやり取りしています。


もっとも、裁判所がミスした場合は、勾留状の原本に基づいて謄本を作成するという原則を崩すことがあるということです。交付された勾留状謄本の上の方にファックスの送信に関する情報が書かれていたら、一目瞭然ですよね。これを御都合主義と言うかどうかは別にして、私は勾留状謄本の交付を申請した目的を達しました




参考までに、勾留状謄本の交付を申請する場合(勾留延長時)の本文は、概ね次のようにしています。


「被疑者に対する○○被疑事件について、平成25年5月○日、検察官から勾留期間延長の請求がなされますので、お手数ですが、勾留期間延長の決定がなされた後の勾留状謄本1通(なお、検察官の執行指揮印は不要です。)の交付を申請します。」となっています。赤文字の部分は、実際の書面ですと、下線を引いており、これにより、裁判所の職員に注意喚起しているつもりです。


また、検察庁が記録を裁判所に持ち込む時間が意外に早いです(午前9時頃に持ち込み、午前10時頃には延長の決定が出ていることがあります。)。したがって、私は、検察庁よりも早い午前8時45分頃を目途に、裁判所に申請書を提出することにしています。

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平成25年5月、アメーバ・ブログから引っ越してきました。役に立つことも、役に立たないこともマイペースで書いています。日記のような感じでしょうか。

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