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検察官論(3)

当時は、厳しい表現でブログの記事を書いたかなと思いましたが、正しかったですね。これが今回の前兆だったのです。


http://ameblo.jp/ogmomo/entry-11421172437.html





それでは、検察官論(2)で取り上げた内容について質問を頂きましたので、その回答から入りたいと思います。なお、自分でも舌足らずだなと感じていましたので、謙虚に反省しているところです。


問題は「検甲3がどのようにして証拠になるか」、つまり、裁判所に証拠として採用されるかということです。


【第1のケース】

今回のケースのように、①検察官が検甲3をそのまま証拠として請求したものの、②弁護人が一部不同意の意見を述べた結果、③検察官が一部不同意部分を撤回して、最終的に同意のあった部分だけを請求した場合(つまり、抄本です。)、④裁判所をこれを証拠として採用する決定をし、取調べ(通常は要旨の告知)を行います。


【第2のケース】

検察官は、事前に弁護人から一部不同意の部分について連絡を受けていますから、その部分が立証に必要ないと思えば、①検察官が検甲3の抄本を作成して、始めから検甲3の抄本を証拠として請求し(したがって、証拠等関係カードには、検甲3が抄本であることを示す(抄)の字が書いてあります。)、②弁護人は、一部不同意にした部分が除かれていますから、単に「同意します。」と述べることになります。そして、③裁判所はこれを証拠として採用する決定をし、取調べを行います。




第1、第2のケースいずれの場合であっても、検甲3の抄本が取調べの対象になることに変わりはありませんが、その過程が異なっており、この点が裁判所書記官にとって重大な問題なのです。なぜなら、書記官は公判調書に証拠が採用された過程を記載しなければならないからです。そして、書記官にとって、どちらのケースが簡単かと言えば、第2のケースですから、書記官としても、かったるい検察官に一言言いたくなるのは当然でしょう。




【とんでもない輩がいましてね】

http://ameblo.jp/ogmomo/entry-11004409471.html


【疑問(2)】

http://ameblo.jp/ogmomo/entry-11353528169.html



私は、あくまでも検察官の立場から、上記の【疑問(2)】のような見解を書きましたが、嫁さんと議論した結果、若干見解が変わりました。これは検察官論(4)で開陳したいと思います。
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平成25年5月、アメーバ・ブログから引っ越してきました。役に立つことも、役に立たないこともマイペースで書いています。日記のような感じでしょうか。

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