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検察官論(1)

昨晩、嫁さんと検察官について激論を交わしました。


私がアホな検察官と出会い、「これっておかしいやろはてなマーク」と言ったのがきっかけです。


検察官から裁判所に証拠調べ請求する証拠の開示を受け、弁護人はこれを閲覧します。したがって、弁護人は、好き勝手に証拠を閲覧できるわけではありません。通常は、証拠等関係カードが出来上がって、これと証拠を渡されますから、対比しながら、証拠の内容を吟味することになります。


それから、「証拠認否書」と題する書面も渡されます。これには、概ね「第1回公判期日から実質的審理が行えるよう、あらかじめ証拠への同意、不同意等の見込みを了知しておきたいので、記録閲覧後これらを記入して渡して下さい。」旨記載されています。そして、証拠の一部を不同意にする場合、不同意の部分をマスキングして抄本を作成する検察事務官(以下「事務官」という。)の苦労は大変なものです。たしかに抄本を作るのは事務官の仕事でしょう。だからといって、その大変さに思いを致さない者は法曹の資格はないと思っています。仁義を弁えない弁護士の中には、法廷の前日、しかも、深夜になって証拠の認否をFAXしてくる輩がいました。これは論外(NG)です。


また、裁判所も進行予定を把握する必要があるため、書記官に期日の1週間前までに認否等を連絡することになっています。私は、まともに仕事をしない書記官の場合にはどうするか考えますが、親しくなった書記官の場合には、相当の余裕をもって連絡するようにしています。



今回の騒動を抽象的に説明します。


まず、供述した者が明らかに誤解した内容の供述をしていたので、その部分だけを不同意にしました(検甲3は一部不同意。刑務所に服役している時期に、いくらなんでもコンビニで万引きはできませんよね。)。


もう一つは検察官が、上記の供述をした者に電話で確認した書面、いわゆる電話聴取書でしたが、結論はいいにしても、そこに至る経過が客観的な証拠の状況と食い違っていましたので不同意にしました(検甲4は全部不同意。)。はっきり言わせてもらいますが、こんな電話聴取書ならば作らない方が救われます。なお、弁護人である私の方で、きっちり被告人質問をして、必要な供述は引き出しておきました。


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平成25年5月、アメーバ・ブログから引っ越してきました。役に立つことも、役に立たないこともマイペースで書いています。日記のような感じでしょうか。

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