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脅迫罪について(終)

【事例①について】

被疑者甲は、暴力団○○組の組員であるが、平成○年○月○日、○○市の路上において、同所を通行中の××に対し、断指した小指を示して、「おれはこれやからな。」と申し向け、暗に同女の身体等に危害を加えるかもしれない旨告知して同女を脅迫したものである。



【事例②について】

被害者が土下座までして謝罪しているのに許さず、さらに「誠意を見せろ。」と言う(すごむ)ことは、特段の事情がない限り、金員を要求していると考えられます。しかし、被疑者らは、必ずと言っていいほど、「自分は金を要求していない。」と弁解します。金のことを口にしたら、恐喝になると分かっているのです。したがって、被害者から、被疑者らの真意をどう思ったか確認します。つまり、「口で謝り、さらに、土下座して謝罪しているのに許してくれなかった。交通上のトラブルで、自分が死んでも、この連中にとって嬉しいことはないだろう。やっぱり金を要求しているのだと思いました。そして、金を払わなければ痛い目に遭わせると言っていると思いました。」となるはずです。



被疑者乙及び同丙の両名は、共謀の上、交通上のトラブルから詫び料名下に金員を喝取しようと企て、平成○年○月○日、○市の路上において、××に対し、「誰か分かって、クラクション鳴らしたんかい。」、「根性あるのう。」などと語気鋭く申し向けた上、土下座して謝罪する同人に「誠意を見せろ。おー。」と前同様に申し向け、暗に金員の交付方を要求し、もしこの要求に応じなければ、同人の身体等に危害を加えるかのような気勢を示して同人を畏怖させ、金員を喝取しようとしたが、同人が警察に被害の届出をしてこれに応じなかったため、その目的を遂げなかったものである。







悪いことをする人間も、通常は、勉強します。何を言ったらまずいか、考えるようになります。したがって、次は言葉を選ぶでしょう。ただ、前科の内容、前科と同じ被害者に1000通ものメールを送る男の執拗さを考えると、「暗に脅迫した」として逮捕すべき事案であったと思います。



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平成25年5月、アメーバ・ブログから引っ越してきました。役に立つことも、役に立たないこともマイペースで書いています。日記のような感じでしょうか。

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