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物事には順番があります。

書面を起案する際、何を書くか考えた後、書く順番を考えるはずです。物事には順番があり、とにかく書いてあればいいというものではありません。



責任能力については裁判所が判断すべき問題であり、鑑定人の意見に拘束されません。したがって、①動機が了解可能であること、②犯行が目的達成のために合理的であること、③犯行時の見当識が保たれていること等を認定して、被告人の責任能力に問題はなく、これは鑑定人の証言にも符合するという論理展開をすべきです。そして、この理屈は裁判員裁判でも変わらず、むしろ裁判員が鑑定人の意見に引きずられないないように配慮が必要であるとして訴訟当事者に協力を求めた以上、尚更ではないかと思うのです。それにもかかわらず、冒頭から「信用できる鑑定人は、…と言っている。」と指摘されたので、違和感を感じました。


ただ、刑事裁判の場合、判決は、公判廷において、宣告によりこれを告知するとなっていますから(刑事訴訟法342条。この点は、民事裁判の場合、「判決の言渡しは、判決書の原本に基づいてする。」(民事訴訟法252条)と規定されているのと異なります。)、告知の内容をそのまま裁判書にしていたことになります。かつて告知の内容と裁判書の内容に微妙な表現のズレがあり、問題になったことを考えると、今回は評価すべきことなのかもしれません。

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