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男の毎日は、ドライだ。

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同期と若手の人ら3名が食べたわんこそばの状態です。各自が100杯を超えると、おわんが見事に並んでいます。

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同期がお店でもらった、わんこそばを100杯以上食べたことを証する手形です(表・裏)。

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若手の人(その1)が私に買ってきてくれたカップ酒です。岩手の酒蔵が出している「男の毎日は、ドライだ。」(男の純米DRY)という銘柄のようです。駅の売店でこれを買うとき、「『男の毎日は、ドライだ。」を頂戴!」と言うのでしょうか?蓋に千鳥足注意と書いてあるので、銘柄は「千鳥足」の方が決まると思います。

新しい主治医の先生について

平成27年6月2日、病院に行って、新しい主治医の先生に診て頂いてきました。

私が平成25年7月に入院した際、主治医の先生が夏休みに入られた関係でピンチヒッターをして頂いたことがありましたから、新しい主治医の先生と全く面識がなかったわけではないのですが、緊張しました。予約が一杯で、午前9時過ぎに病院に着いて受付を済ませたら、まずどんな検査をするか判断するため、先生から問診がありました。これまでと同様、レントゲン検査、血液検査、心電図検査、超音波検査を受けました。

いつも思うのですが、病院に行くと、同じ心臓の疾患で困っておられる方が多いことを実感し、自分だけではないと言い聞かせます。しかし、私のように50代の患者が少ないのも事実で、これから何年通院するのだろうと思ってしまいます。

レントゲン検査の結果、心臓が肥大するなどの問題はありませんでした。その他の検査の結果も特に悪くなっているところはありませんでした。ただ、血圧が98、68と低かったので、アルダクトンという降圧利尿剤が中止となりました。これからお世話になる主治医の先生は、妙に説得力がある発言をされる方なので、語録を残していくことにしました。本日の語録は、「病気とは付き合い方が問題である。年をとると、必ず病気になるが、人によって、時期によって感じ方が違う。」と言われたことです。

特に気になることはありませんでしたが、健康な人が心臓から血液を送り出す数値が60であるとしたら(何故、100でないのかは分かりません。)、私の場合は50であると言われたのは微妙な感じでした。軽度の機能障害とのことですが、パソコンの画面で確認すると、47という数字が出ており、これについては誤差の範囲らしいです。それから、以前の問診で、私が「裁判員裁判ができますか。」と質問したようで、「できます。」と答えて下さったことがメモされているのを発見しました。そんな質問をしたことがあったなあと思いましたが、現実には裁判員裁判で弁護人をする予定はありません。

罪数と事実の書き方について

例えば、特定商取引に関する法律違反(以下「特定商取引法」といいます。)、詐欺の事案があったと仮定します。

前者は特定商取引法6条1項7号違反です。そうすると、「当該役務提供契約に関する事項であって、役務の提供を受ける者の判断に影響を及ぼすこととなる重要なもの」について「不実のことを告げる行為をした」ことが処罰の対象になり、この構成要件を充足する具体的事実を書く必要があります。

後者は、刑法246条1項に規定されていますが、欺罔→錯誤→処分行為→財物の移転、そして、これらが因果の流れにしたがっていることを確認する必要があり、当然、これを示す「よって」という文言が重要になります。

ところで、前者だけ、あるいは後者だけで事実を構成する場合は、それほど問題は起きません。しかし、両者が観念的競合(1個の行為が2個以上の罪名に触れるとき。刑法54条1項前段)の関係にあるときには少し書き方が違ってきて、観念的競合を意味する「……するとともに」と書く必要があることに気をとられ、詐欺の事実を書く際に重要な「よって」を書き忘れる凡ミスが生じます。私は、事実を起案した人が、いつ、このミスに気が付くか関心があります。

また、上記の特定商取引法違反にはいわゆる両罰規定がありますが(74条)、後に法人又は人を立件した場合には、事実の書き方がややこしくなります。特に法人を起訴する場合は、例えば「被告人××株式会社」とするのであって、「被告××株式会社」と書く間違いは避ける必要があります。被告「人」という言葉の響きから、自然人だけを意味するようにも思いますが、起訴されるのが法人であっても被告人と書くのが決まりです。

2013年刑事系第1問について

今回、法科大学院の学生に答案を書かせたのが2013年刑事系第1問でした。

問題を読んでもさっぱり理解できませんでした。「早すぎた構成要件の実現」という論点があるのですね。平成16年に最高裁の判例が出ているようですが、そのような判例があることさえ知りませんでした。仮に、その当時まで受験生であったならば、当然理解しておくべき判例ですから、それなりの論述ができたはずです。完全に過去の人になりました。

もう一つの論点は建造物等以外放火(刑法110条1項)に関するものでした。平成15年に最高裁の決定で同項の「公共の危険」に関する解釈が示されているようです。私は、この決定も知りませんでした。上記の判例もそうですが、模範六法の参考判例に記載されていますから、受験生であれば知っておくべき事項といえるでしょう。

そこで、刑法110条1項の条文がどうなっているかですが、「放火して、前2条に規定する物以外の物を焼損し、よって公共の危険を生じさせた者」と規定されています。私は実務家になって、建造物等以外放火の事案を扱ったことがなかったので、公訴事実の記載例も確認しました。

【被告人は、日ごろのうっせきした気持を晴らすため、平成27年×月×日、岡山市北区内に所在の「コーポ××」南側において、その外壁沿いに、段ボール箱と接して置かれていた甲所有のプラスチック製籠の中に、紙片等の入ったビニール袋を入れた上、ライターでその紙片に点火して放火して炎上させ、同籠を焼損し、そのまま放置すれば、同段ボール箱のほか、近隣の乙方居宅に延焼するおそれのある危険な状態を発生させ、よって公共の危険を生じさせたものである。】(適宜、表現を変えました。)

私にはとても書けない事例ですね。


ところで、今回の話にはオチがありまして、学生2名が答案を作成することになっていましたが、1名は答案を作成する時間がないそうです。そして、1名が答案を提出してきましたが、何と平成23年刑事系第1問に対する答案でした。私は、通常、西暦で年を表現することはありません。法務省のホームページで司法試験のところを見ると、年号で表記していますから、これに逆らう理由がないのです。ただ、今回は利用したレジュメが2013年となっていたので、学生2名には「2013年の問題」と言ったはずです。私が保管しているメモ用紙には「2013年問題」となっていました。スタートからやる気がなくなる出来事でした。

芋けんぴと「足蹴にする」

平成27年6月4日も昼を過ぎて、蒸し暑くなってきました。

昨晩、若手の人(その1)に、盛岡のワンカップ酒をもらった御礼に「奥さんと一緒に食べて。」と言って、芋けんぴを差し上げたところ、「実は、うちの奥さんは。」と言われたので、一瞬、彼の奥さんは芋けんぴが嫌いなのだと思いました。しかし、彼の言葉の続きは「芋けんぴが好きなんです。」でしたから、ホッとしました。私の経験ですと、芋けんぴが好きな人に悪い人はいません。芋けんぴの難点は、一旦封を切ると湿気が気になって、つい食べ過ぎてしまうことです。

ところで、答案を添削していて気になったことがあります。まず、「甲が乙に殴りかかった行為について(傷害。刑法204条)」と書くと、実際に殴ったのかどうか分かりません。したがって、刑法204条の傷害罪が成立するとはいえないのです。さらに素手(拳)で殴ったのか、凶器を使って殴ったのかも重要ですが、それも分かりません。非常に曖昧な書き方をしていると思います。また、「甲が乙にナイフで切りかかった行為について」ですと、乙はナイフを避けたかもしれません。したがって、「殴り付けて怪我をさせた」、「ナイフで切り付けて怪我をさせた」と書いて頂きたいものです。

別の場面では、「甲が乙を足蹴にした行為について(傷害。刑法204条)」となっているのを見て、思い出したことがあります。昔、起訴状の公訴事実に「足蹴にした」と記載して部長の決裁を受けたところ、「オグちゃん、『足蹴にする』というのは、一般的には冷たくあしらう、邪険にするという意味で使われないか。」と質問されました。なるほどなあと思いました。さらに、私への質問は、「これは素足で蹴ったのか。」と続き、結局、起訴状の公訴事実は「サンダル履きのまま足蹴りする」等の暴行を加えとなったのです。

たしかに被害者が頭部を蹴られて亡くなっていたら、場合によっては傷害致死ではなく、殺人で捜査をしなければならないかもしれません。その際、被疑者が安全靴(重量があって、底が分厚いもの)を履いていて、被害者の頭部を蹴った場合(これも文字通り蹴るのか、踏みつけるのかは異なるはずです。)、殺人の未必の故意を認定すべきでしょう。捜査を担当する者としては、被疑者が何を履いていたか関心を持つ必要があります。

そこで、肝心の「足蹴にする」に関連し、広辞苑で確認すると、「足蹴(あしげ)」について、【足で蹴ること。転じて、他人にひどい仕打ちをすること。】と説明されていました。私は素直な性格ですから、上記の決裁を受けて以降は、足蹴にするではなく、足蹴りするという表現を使うようになりました。

最後に、今回の話のオチですが、若手の人(その1)は、いかなる意味においても、奥さんを足蹴にするような人ではありません。

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夕食です。

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平成27年6月4日の夕食です。

家に「麻婆茄子の素」がありましたので、これは使えると思い、冷蔵庫にあった玉子、キャベツ、ピーマンを適当に炒めて、「麻婆茄子の素」でからめてみました。十分食べられる一品でした。ご飯の量が少し多かったので、次回から減らします。

今日は司法試験の択一試験の合格発表がありました。予備試験通過組の合格率にぶったまげると同時に、不合格となった人のことを考え、自分もそれなりに落ち込み、いつから勉強を始めるのかなあと思っています。

お弁当です。

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平成27年6月5日のお弁当です。

次女が、小学校に登校する途中、私の仕事場に届けてくれました。次女が、日増しに筋肉モリモリになっています。

一人の検察事務官を「潰した」ことは反省されてるのでしょうか?

平成27年6月5日、通りすがりの人から、タイトル記載のコメントを頂きました。

随分以前に投稿した記事を読まれたのだなと思いました。また、私がどのような返信をするか、気になっておられると思いました。そこで、あえて記事として投稿します。

検察官である私の立会いをしたため、立会の検察事務官が胃潰瘍になったのでしょうから、末席とはいえ検察官という管理職にあった私の責任は明らかであり、反省しました。①それまでは立会をやりたくて、検察事務官の職を選んだと思い込んでいましたが、あくまで公務員の一つとして検察庁の職員を選んだ人がいるということ(午後5時になったら退庁し、閉庁日の土曜日、日曜日は出てきませんというのでは、そもそも立会は無理です。検察官にしても、好んで夕方から、そして、土曜日、日曜日に調べを入れているわけではありませんし、自分だけで可能な起訴状、決裁資料の起案時にまで立会事務官を残していることもないのです。あえて言えば、検察官も、他の検察官にしわ寄せがいこうが知ったことではないと開き直ったら、庁内で気まずい雰囲気にはなるものの、仕事をしなくても身分は保障されているので(普通の)公務員に徹することができますが、そんな人間が検察官になるべきではありません。)、②立会としての向き、不向きがあること、③検察官である私との相性も問題であることが分かりましたので、過度な期待をしなくなりました。

ただ、自慢になりますが、文量は少ないながら、端的に参考人の言いたくことをまとめることができたと確信している供述調書を読み返すと、末尾には検察官検事として私が署名押印し、彼が検察事務官として署名押印しているのを目にしますから、このときは彼が立ち会ってくれていたのだなあと懐かしく思い、感謝していますね。それから、検察庁に新卒で採用され、立会の経験がないまま私の立会に抜擢されて一週間でお払い箱になった人が、今では検察官として職責を果たしているので、その意味で当時の私は人を育てるという意識が足りなかったのでしょう。この点も反省しなければいけません。

夕食です(カレー味の肉じゃが)。

平成27年6月6日の夕食は、私のリクエストに応え、長女が作ってくれたカレー味の肉じゃがでした。

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長女なりに味見をしながら作ったそうです。しかも、久しぶりに家でビールを飲みました。何と盛岡に行った同期が私にくれた「地ビール」でした。6種類ありますが、所詮は違いが分からない男です。と言っても、レモン味のは微妙なものがありました。料理がカレーなのか、肉じゃがなのか分からない一品ですから、全部まとめてもよく分かりません。ひたすら長女と同期に感謝するのみです。


ところで、今日の午後は約2時間かけて、答案を提出してくれた学生に解説講義をしました。学生の中に私のブログを読んでいる人がいるようで、課題の問題を取り違えたことを知らされていました。私が言い間違っていなかったことがはっきりし、ホッとしました。学生には、「司法修習生のバッジに関する規程」をコピーした物を渡し、気合いを入れてやりました。また最終講義用に作成した資料が学生らの閲覧できる状態になったことも分かり、いよいよ最後かと実感しています。今日は同期にも会えましたし、若手の人(その1)にも会えました。若手の人は時間無制限で打ち合わせをすると言っていましたが、この時間には打ち合わせは終わっているはずです。小腹がすいたときのために差し入れた芋けんぴ(カップ酒の御礼で倍返し)を食べてくれたでしょうか。そして、前回はローソン、今回はファミリーマートで買った芋けんぴですが、若手の人に両者の味の違いが分かってもらえたのでしょうか。

異動の挨拶状

平成27年6月7日になりました。快晴で家にいるのがもったいないです。

先日、検察官をしている元同僚から異動の挨拶状を頂きました。驚いたことに、来年還暦を迎えるそうです。以前は検察官になる人が少なく、言い方は悪いですが、検察官を志望すれば誰でも検察官になることができました。躍起になって司法修習生の機嫌をとり、酒を飲ませて、「検察官になれば海外に留学できる。」とか、「他の省庁などにも出向できる。」といった的外れの言動で勧誘したものです。しかし、検察官としての在職年数が短いと、出世はしませんが、たとえ40代であっても、検察官になることができたのですから、良い時代であったかもしれません。

そのような時代に検察官になった元同僚から挨拶状でした。この調子でいくと、63歳の定年退官まで検察官を続けるような気がします。その元同僚の結婚式に招待され、スピーチをした記事を投稿していましたので、参考までに引用します。

人生の先輩として


法務省は若くて、優秀な人間が好きであるらしく、そのような人材を集めるため、司法試験の制度をいじったり、試験問題を工夫しました。若いことは良いことです。しかし、若ければ良いというものではありませんし、優秀過ぎるのも考えものです。残念ながら、検察官は犯罪を犯した人を相手に仕事します。いろんな人が来ます。したがって、いろんな検察官がいても良いはずです。

ただ、検察庁は、深夜まで電気が灯っています。今時の若者が深夜まで黙々と仕事をこなしている(日中は裁判員裁判の法廷に立会い、夕方から配点された身柄事件を処理したり、決裁書類を起案しているのかもしれません。)と思うと、頭が下がる思いです。

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Author:オグちゃん
平成25年5月、アメーバ・ブログから引っ越してきました。役に立つことも、役に立たないこともマイペースで書いています。日記のような感じでしょうか。

しかし、ブログから新しい出会いが生まれ、有難いものであるということも知りました。

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