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「研修」誌について(2)

おはようございます。平成27年5月1日になりました。

「研修」誌についての続きですが、同誌平成27年4月号を見ると、「続・基礎講座 刑事訴訟法(35)」として、次の問題文が掲載されていました。

【引用開始】
次の記述が正しいか誤っているかを検討しなさい。なお、各小問は独立した問題である。
小問(1) 
証人Wの「Aが『Bには本当に腹が立つ。近いうちにBの家を燃やしてBを路頭に迷わせてやる。』と言ったのを聞いた。」旨の証言は、AがBの家に放火していることを立証するための証拠として用いる場合には、伝聞証拠として常に証拠能力が認められない。
小問(2) 
省略
【引用終了】

「常に」と書いてある場合は間違いであると教えてもらったことがあります。結局、小問(1)は間違いなのですが、省略した小問(2)も併せて、非常に分かりやすい解説がなされています。難を言えば、「続」の上に、「(35)」となっていて、刑事訴訟法の解説がいつ終わるのか分からない点でしょうか。


ところで、この解説文を書いた法務総合研究所の教官(「Aさん」とします。)は私と同期の検察官です。この春の異動で、現場に復帰したようです。解説文を読んで、さすが法務総合研究所の教官だけのことはあると思いました。

このAさんとは不思議な縁があり、司法試験の受験番号が一番違いで、Aさんが私の前の席で受験していました。これは、私がAさんの答案をカンニングし、私が司法試験に合格したことを意味しているわけではありません。私の記憶では、択一試験で不合格になったと思っていましたので、法務省の中庭ではなく、予備校の掲示板で択一試験の合格者を確認したところ、自分の前の人も合格しているなと思ったのです。そして、論文試験の合格発表は法務省の中庭に行きましたが、Aさんも合格していたので、一瞬、法務省が間違って択一試験の合格発表をしたのかなと勘違いしました。ただ、掲示板をよく見ると、妙に掲示されている受験番号と氏名の数が少なかったので、不思議な気持ちになりました。

後にAさんと会って話をしてみると、Aさんも受験番号が一番違う私が合格しているのに気付いていたそうです。今となっては、Aさんは私のことを忘れているかもしれません。しかし、「受験番号が一番違ったあいつです。」と言ったら、思い出してくれそうが気がします。


最後に、「裁判員裁判対象事件の場合は、常に公判前整理手続をしなければならない。」という問題が出題された場合、「常に」と書いてあるのがおかしいので、これも間違いかといえば、これは正しいのですね。次回の法科大学院での講義は、この質問から入る予定にしています。

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「花燃ゆ」について

平成27年5月4日、市立図書館から借りた本を返却したり、仕事場の家庭ごみをごみ集積所に運ぶため、朝から動きました。

ところで、大河ドラマ「花燃ゆ」では、昨日の放送から、坂本龍馬が登場しました。これまで視聴率が低かったこともあり、これからどういう動きがあるのか楽しみです。俳優さんも大変ですよね。出演依頼を受け、題材を聞いた瞬間に、「これはダメ(視聴率が伸びない意味)だな。」と思うはずです。例えば、平清盛の場合です。

前回の放送では吉田松陰が安政の大獄により処刑されました。前半の見どころであったと思われます。NHKも視聴率アップに向けて巻き返しを図ろうと考えたのか、早速これまでの話で総集編を放送していました。ただ、総集編を見ていたら(視聴率が低いと言いつつ、私はしっかり見ているのですね。)、後記の肝心の部分が一部カットされていたので、どうなんだろうな(悪い意味です。)と思いました。

処刑された吉田松陰は永訣の書留魂録を遺していたそうです。永訣の書の中に「親おもふこころにまさる親ごころ けふの音づれ何ときくらん」とのうたが記されていました。私は、何度か萩法律相談の担当をさせてもらい、その度に松陰神社や松下村塾の近辺を散策しましたが、このうたは、松下村塾の傍にある碑に彫ってありました。今では、私にもウンウンと頷けるものがあります。

また、留魂録には、人の一生を季節、つまり、春夏秋冬に例えるところがあります。総集編であるから時間がないとはいえ、この部分を端折ってはいけないと思います。昔、大河ドラマ「花神」の中で、吉田松陰役の篠田三郎さんが会心の演技をされていました。今でもそのときの印象が残っています。そして、さらに後のことになりますが、私が傍聴した法廷で、小学生になる娘を交通事故で亡くした父親の供述調書が朗読され、二十歳を若干する過ぎた被告人に対して、寛大な刑を望むという内容であったため、言い知れね感動を憶えたことがあります。この父親は、娘の短い一生を春夏秋冬に例えていたように思うのです。

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市立図書館から「花燃ゆ」の原作を借りてきましたが、視聴率が低いためか、次の予約が入りません。今日は、仕事場で原作の吉田松陰の最期のところをコピーし、同期用には大事な部分を黄色のラインマーカーで塗っていたところ、驚いたことに連休中であるにもかかわらず、同期が出てきました。

そして、私が同期に「花燃ゆ」の話をすると、同期が呟きました。「僕らは、春夏秋冬のどのあたりだろうね?」と。

長男と出かけました。

平成27年5月5日のこどもの日、夕方から長男と出かけました。

まずは長男を散髪に連れて行き、スポーツ刈りにしてもらったところ、眉毛を剃っていることが分かりました。何度注意してもダメです。それから、居酒屋に行きましたが、窮屈な部屋に押し込められたので、焼鳥数本を食べただけで店を出て、歩いてイオンモール岡山の「でんがな」に行きました。

何組かの待ちがあったものの、待つのが嫌でどこかに行った人がいたようで、それ程待たされることなく、席につき、肉好きの長男のために肉5本セット、牛肉吸いを、単品ではメンチカツ、ハムカツ、たまねぎを注文し、私はホッピーを呑みました。

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長女と次女は墓参りも兼ねて嫁さんの実家に行き、一人で退屈そうにしていた長男の顔を見ていると、申し訳ない気持ちになりました。私は親父と仲が悪く、親父のことが話題になることを避けながら、おふくろさんのおかげで楽しく生きてきました。しかし、長男は楽しい思いをしていません。長男なりの考えがあったと信じていますが、空手も辞めました。

帰りには家にいる嫁さんのために吉野家の牛丼を買いました。我が家の場合、父親、母親らしいことをしていないので、その報いとして、母の日、父の日は存在しません。

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再放送

平成27年5月9日、ドラマ「とんび」の再放送を見ました。私が気に入っているカレーライスが話題となる第6話の放送でした。このドラマの制作スタッフが携わり、佐藤健さんが主演のドラマ「天皇の料理番」が放送されていることを受けての再放送となったようです。

再放送は連休中から始まりましたが、どういう訳か集中して放送されることなく、次回の放送は5月23日のようです。ということは今年の司法試験は終わっていますね。私個人としては、早く5月23日になってもらい、「とんび」の再放送を見たいです。そして、「流星ワゴン」に乗って、時間を逆回転し、「とんび」の本放送の頃に戻りたいと思います。

とんびカレー


「天皇の料理番」という番組で、女優の黒木華さんを知りました。彼女が嫁さんならば、私は料理人を目指して上京することはありません。

近藤仁一先生と緑風好日

平成27年5月10日になりました。5月の第2日曜日ですから、母の日です。嫌な日ですね。

ところで、私は辰巳法律研究所の近藤仁一先生に憧れていました。

近藤先生の声は歯切れが良く、一語一語がはっきり聞きとれて耳触りが好きでしたから、近藤先生が刑事訴訟法の過去問を検討した講座のテープを購入して、名調子に聞き入っていました。残念ながら、近藤先生に答案を見て頂く機会はありませんでしたが、平成元年に口述試験受験者用の面接をして頂けることになりました。このとき、ちょっとしたハプニングがあり、面接を申し込んだにもかかわらず、いつになっても予定表が送付されず、辰巳に確認したら、私の名前を間違っていたので、配達できなかったようでした。

近藤先生によると、試験委員は、受験生の入室から退室までの様子を細かくチェックしているとのことで、試験委員に尻を見せるなと言われたと記憶しています。このことは、後に私が司法修習生の指導係検事になった際、司法修習生が検事正の決裁を頂いて退出する場合、検事正に尻を見せず、海老のように後ずさりしろと言って生かされることになります。また、近藤先生からは、試験委員を怒らせてしまったら、どんな場合であっても自分に非があると思って許しを乞うよう指導されました。そのため、試験委員の機嫌を損ねたら、パンツを脱ぐこともある(?)と覚悟していました。

肝心な口述試験の模擬面接ですが、私は近藤先生にとって印象に残るほど悪い出来であったようです。何を答えても、近藤先生は首を傾げておられました。そのため、合格祝賀会に出席して近藤先生にお目にかかったら、驚かれていました。

近藤先生の人柄が、以前にも取り上げた「緑風好日」で検索すればヒットする記事に記載されています。最近の受験生は自分を限界まで追い込んでいない、別の言い方をすれば、楽をして合格しようとしているのではないかと気になり、前回の法科大学院の講義では、9名の受講生に対し、「緑風好日」で検索してトップに出てくる記事に目を通すよう指示したところです。さて、何人が見てくれたか心配になります。また、そこに登場する方と私は少なからぬ縁があるようにも思いました。

過去の記事


受験生は、今からは勉強しないで、忘れ物がないか確認したらゆっくりすべきです。どんな問題が出題されようと最低1500人程度は合格するのです。是非「緑風好日」を読み、心新たにして平常心で本試験に臨んで頂きたいものです。

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昭和62年の論文試験に失敗した後、辰巳から頂戴したハガキの実物です。裏面は「雨の発表会場で」と題する文章でした。

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平成27年5月14日になりました。

平成27年5月14日になりました。天気が良くて有難いです。

極々普通の一日ですが、司法試験の受験生にとっては、試験の真最中です。昨日の初日で失敗し、終わったなと思っている受験生がいるはずです。気持ちは分かりますが、落ちたと考えるのは試験が終わってからにしましょう。逆に、昨日の試験の出来が妙に良かった(と思っている)受験生は、これから失敗するのではないかと恐いものがあるはずです。よく分からない問題が出たら、周囲を見渡して、出来の悪そうな受験生5、6人を発見し、自分はこの連中よりは出来ていると安心しましょう。気温が上がるかもしれないので、休憩時間は涼しいところに避難し、誰とも話さずに(変な友情は捨てるべきです。)心を落ち着かせることです。

私の方は、法科大学院に行って、来年司法試験を受験することになるのではないかと思われる学生を相手に気合を入れてきます。

講義(第3回)の概要について

平成27年5月14日、法科大学院での講義も3回目となりました。受講生9名は全員出席で、しかも、開始時刻の5分前には揃っていました。感謝、感謝!

公判前整理手続を中心として、裁判員裁判の導入部分まで話をしました。「裁判員裁判対象事件では、常に公判前整理手続に付される。」というのは正しく、「公判前整理手続に付されるのは、常に裁判員裁判対象事件である。」というのが間違いであることも全員正解しました。なお、平成26年の択一試験の刑事系31問の問題文を読んでいれば、難しい問題ではありませんでした。

少し脱線して、「司法権の民主的コントロールについて論ぜよ。」という問題が出題されたと仮定して、アプローチの方法を説明しました。総論で大事な点は、司法権といえども、国民主権(前文、1条)の下では何らかの形で民主的コントロールが必要であるということです。そして、各論は、自分の視点でいくつかに分類し、個別の事項について、どういう風に民主的コントロールが及んでいるか指摘することです。思いつくままに羅列すればいいというものではありません。

今回のメインは過失運転致傷被告事件を題材にして、考えられる情状に関する生の事実を指摘させることであり、これを法的な言い回しに直した上で、客観的な要素から主観的な要素に順序立てるよう何度も注意しましたから、恐らくは事実認定の方法も分かってくれたはずです。余談で、罪数処理をしてもらいましたが、今回は住居侵入、強盗致傷で牽連犯と仮定したところ、強盗致傷の条文が単に240条となっていて、肝心の「前段」というのが欠落していました。やっと住居侵入について130条前段と書けるようになったのですから、同じパターンの注意をされるようでは今一つです。次回も同じ受講生に罪数処理を担当してもらいます。

答案の書き方としては、所持品検査に関するものを配付しました。また、裁判員裁判対象事件について、被疑者国選弁護人の複数選任の上申書を配付しました。来週はこれらも生かした講義をしてみたいと思案中です。なお、平成26年の司法試験の採点実感を読んでいたら、「けだし」、「思うに」という表現について、一般的に使われない表現であるとして快く思っていない試験委員がいることが分かりました。私も「けだし」と書いている答案に遭遇すると、ムッとします。しかし、「思うに、~。とすれば、~。」という表現は使うことがありました。ただ、この試験委員が偶然答案を採点することになった場合、採点実感でわざわざ指摘したのに、これを無視していると不愉快になり、印象点が悪くなるおそれがありますので、受講生に対して、論文試験の答案では「けだし」はもちろんのこと、「思うに」という表現も使わないよう指示したところです。


帰りは大粒の雨が降っていました。しかも、大学の敷地から公道に出たところで、四輪と二輪の事故が起きており、二輪の前部は大破して、油が大量に漏れたのか道路に何か撒かれていました。

来週は今回の続きで、若干ネタが尽きた感がありますが、法科大学院のK先生が私の授業を見学されるとのことですから、少しは私の存在意義をお見せしないといけないなと思っています。

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お弁当です。

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平成27年5月15日のお弁当です。鶏皮を焼いて甘めのタレをつけているものは意外に硬くて、食べるのに苦労しました。彩りはいいと思います。味噌汁をおまけして得した気分になりました。


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夕食用に私が作成したお弁当です。一応、ガーリックライスになっています。同期が食事に誘ってくれましたが、二日続けての飲酒は体に良くありませんし、昨日呑み過ぎた影響でしょうか、お腹の調子がおかしかったため、丁重に断りました。

この記事は手直しすることがないようにしたいものです。反省、反省!

先週の出来事

平成27年5月18日になりました。おはようございます。

既に仕事場に出ており、これから怒りを抑えながら、相手にこちらが怒っていることを分からせる書面の起案に着手します。ところで、先週の木曜日(14日)、不愉快な出来事がありました。同日のブログを見て頂ければ、法科大学院での講義に備え、本日と同様に、私が早くから仕事場に出ていたことが分かって頂けるはずです。

その日も、私が仕事場のゴミを集積場に持っていきました。岡山市の場合は、ゴミの収集が有料化された関係で、事前に購入した指定のゴミ袋にゴミを詰めて捨てるようになっています。もちろん、ゴミの分別もしなければいけません。また、早い時間からゴミ袋を集積場に置いておくと、カラスがゴミ袋を突いてゴミを散乱させることがあるので、集積場にはこれを防止するためのネットが用意されています。そこで、私は、いつものように、決められた集積場に有料の袋に入れたゴミを持っていきました。


ところが、法科大学院での講義のため、自転車に乗って、そのゴミ集積場の側を通ったところ、一つだけゴミ袋が残った状態になっていました。私は、そのゴミ袋を見て、ゴミの収集が終わってから出したのであろう、次のゴミ収集は週明けの月曜日になるので大丈夫かなと思いました。そして、法科大学院での講義を終えて、そのゴミ集積場の側を通ると、ゴミ袋一つが横向きになっていて、「分別ができていないので収集しない。」旨のシールが貼られていること、現に小さなコーヒー缶らしき物が入っていることが分かりましたので、ゴミの出し方が悪くて収集してもらえなかったと理解したのです。

しかし、同期から後で聞いた話では、この問題のゴミ袋は私が出した事務所のゴミ袋だったらしいのです。しかも、カラスがゴミ袋を突いてゴミが散乱し(したがって、最後に私が目撃した状況とは異なります。)、近所の方から苦情があったため、事務の者がお詫びに回ったそうです。


そこで、今日になるわけですが、事務所に出てくるときにゴミの集積場を見ると、既にゴミ袋が出されていたのはもちろんですが、カラスが突いてゴミが散乱している状況でした。私は、事務所のゴミ袋2つの中身を見て、分別しなければならないものが混入していないことを確認した上、ゴミ袋の口をきつく結んでから、さらに、ガムテープで封をし、交通量が少なかったこともあって、別のゴミ集積場まで持っていきました。そして、カラス除けのネットをゴミ袋にしっかり掛けてきましたので、今日は苦情を言われることはないと思っています。

お弁当です。

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平成27年5月18日のお弁当です。肉が食べにくかったです。これから暑くなるので、野菜にかけたドレッシングが悪くならないか心配です。

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若手の人が持参したお弁当です。本日、デビューしました。若手の人は食べる段になって、御飯にふりかけをパラパラとかけました。おかずの右側は煮豆で、トマトの下には筍の煮物が入っていますが、いずれも手作りらしいです。NHKには「サラメシ」という番組があり、その中でカメラマンが他人のお弁当の写真を撮ることがあるのですが、そのカメラマンの気持ちが分かりました。他人のお弁当は美味しそうに見えるのですね。

午前中、不愉快なことがありました。いくら頭にきても、相手のあの対応はないわなあと思っています。

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Author:オグちゃん
平成25年5月、アメーバ・ブログから引っ越してきました。役に立つことも、役に立たないこともマイペースで書いています。日記のような感じでしょうか。

しかし、ブログから新しい出会いが生まれ、有難いものであるということも知りました。

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