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少人数制で答案を見てもらう場合の注意点について

まず、受験生が、指導者を信用できるかどうかが問題です。指導者を信用できないと思ったら、参加してはいけません。試験に合格するのが最終目標であり、いろいろなパターンがあるはずです。そして、指導者の立場から言えば、何度指摘されても我が道を行くタイプの人間がいると不愉快です。

次に、添削されて戻ってきた答案は、お互いに読んでみて、どういう点を改善するよう指摘されたのか情報を共有する必要があります。頭の中では分かったつもりでいても、実際に答案を書いてみると、出来ていない答案があります。今回の答案練習では他人がミスしただけのことですが、次は自分の番かもしれません。

ところで、①事例を引用しての問題提起→②自説→③理由→④基準の定立→⑤定立した基準をそのまま使ってのあてはめという作業を繰り返します。


そして、③理由については、「なぜなら」という接続詞で始まる文章は、それ自体が「だからである。」で終わるのが日本語の文章作法であると注意しました。それにもかかわらず、「なぜなら、…。そして、…。したがって、…だからである。」と書くのは、その指導者の考えではおかしいのです。指導者に挑戦するのであれば、次は失格と警告していたのですから、当然失格です。なお、仮に理由の文章が長くなるのであれば、「以下その理由を述べる。」と書いて、続けて書けばいいのです。


それから、最近は事例式で問題が長く、あてはめにも多くの配点がなされているようです。基本原理についてある程度の量をとって論述し、あてはめの部分で事実認定力、文章力があることをアピールするには、それなりの量の答案になるはずです。個人的には6ページ目を書き終えて7ページに入ったところまでは書いて欲しいです。逆に、8ページの最終行近くまで書かれていたら、ウンザリします。

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「文章は接続詞で決まる」

今日は、私一人で過ごす時間が長いので、これを利用して法科大学院の学生が提出した答案2通を添削しようと思っています。これまでの答案でも形式面では負けていませんし、今回は「設問にきちんと答えた」そうですから、大いに期待しています。

ところで、私は答案を添削する際、「文の頭には必ず接続詞を書きなさい。接続詞は文章の論理を展開する潤滑油です。接続詞一つの使い方で悩むようになれば、合格は近い。」旨コメントしてきました。実は、私の指導をして下さった弁護士の口癖でした。①まず、②次に、③さらに、④そもそも、⑤とすれば、⑥たしかに、⑥しかし、⑦なぜなら、⑧したがってなどがあり、これらをワンパターンで使うと減点しづらい答案になります。すると、周囲の者が勝手に脱落してますから、必然的に合格圏内に入ってくるはずです。


この点、「地団駄は島根で踏め」と題する本の終わりにある既刊書の紹介で、「文章は接続詞で決まる」と題する本の存在を知りました。そして、読む人にわかりやすく印象に残る文章を書くために、プロの作家はまず、接続詞から考えますとなっています。もちろん、司法試験の論文試験は作家を目指すものではありませんし、多数の読み手の存在が予定されているものではありません。しかし、読む人にわかりやすく印象に残る文章を書く必要はありますから(添削していると、よく書けているなあと感心し、その意味で印象に残ることはありますね。)、受験生には接続詞の重要性を認識して欲しいです。


こんなに偉そうなことを書くと、自分の文章がおかしくないか気になるところです。

「文章は接続詞で決まる」(続)

市立図書館から借りた「文章は接続詞で決まる」と題する本を読み始めました。

著者の専門は文章論で、よくわかる文章表現の技術として、5冊も本を書かれています。そして、今回の本は、目次がよく出来ています。そのため、新書版の大きさの目次を拡大コピーし、これに要点を書き込んでいく方法で、今後の糧にしたいと思います。

刑事系の問題(1)

甲は、市内の繁華街に組事務所を置く暴力団の幹部である。これに対し、Aは、不良グループのリーダーである。甲は、が同市内の繁華街で配下の組員とトラブルを起こしたり、自らが不良グループを使って覚せい剤を密売していることを耳にし、のことを快く思っていなかった。

そこで、甲は、自分や所属する暴力団の面子を守るため、配下の組員で、忠実な乙に対し、「少々手荒なことをしてもいいからAを痛めつけて、覚せい剤を奪ってこい。ただ、殺したら面倒なことになるぞ。」と指示した。それ以降、乙は、Aを尾行してその行動を確認したところ、Aは車で移動することが判明しただけでなく、Aが持ち歩いているポーチ内に覚せい剤が入っているのではないかと疑うようになった。なお、乙は、正式な組員ではないものの、組事務所に出入りし、気心が知れていた丙に詳しい事情を知らせないまま、ずっと自動車の運転手をさせて、Aを尾行していた。ところが、丙は、Aと中学校の同級生で一緒に遊んだこともあったので、Aが不良グループのリーダーで、覚せい剤を密売していることを知っていた。

数日後、乙は、丙と一緒に、Aの行動を尾行していたところ、Aが自動車から降りたのに、覚せい剤が入っているはずのポーチを持っていなかった。そのため、乙は、Aの自動車内から同ポーチを盗もうと考え、丙に対し、「行ってくる。」と言っただけで、車内に丙を残して見張りをさせ、Aの自動車に近づいてドアの取っ手に手をかけたところ、戻ってきたAに発見された。乙は、必死で逃げたが200メートル離れたところで、Aから「このチンピラ、逃げるのか。」、「根性なし。」などと言われ、捕まりそうになったことから、護身用として持っていたナイフを使い、無我夢中でAの腹部を数回突き刺した。

乙は、一部始終を見ていた丙が運転する自動車で逃走し、組事務所にいた甲に電話をして事情を伝えたが、甲は「仕方ないな。」と言うだけで、乙を責めることはなかった。乙は、丙に対し、謝礼として覚せい剤0・1グラム(1万円相当とする。)を渡した。

Aは搬送先の病院で内臓損傷による失血が原因で死亡した。なお、捜査の結果、乙が護身用として持っていたナイフは刃体が10センチメートルであること、Aの刺創には深さが10センチメートルから12センチメートルのものが複数あることが確認された。



以上の事実を前提にして、甲、乙及び丙の各罪責を検討せよ。ただし、特別法違反については検討する必要はないものとする。

刑事系の問題(2)

答案を添削していると、出題者が予定した論点に触れていない答案や同じことを何度も書いている答案に出くわします。出題者の意図が分かっていないことが原因でしょう。そこで、今回は問題を作成し、出題者の苦労を実感してみました。なお、登場人物の表記を間違っていたのは論外ですが、本試験の場合は読み合わせの段階で間違いに気付いて訂正していたと思います。

まず、受験生の大半が知っている基本的な論点を問題にすることにしました。次に、その論点を含むような「事例」を考えました。実際は、ここからが大変で、細かな微調整が必要となりました。つまり、登場人物の発言内容、距離等の具体的な要素は事実認定に影響しますから、本当にこれで大丈夫であろうかと心配になり、受験生を一定の結論に向かって誘導するため、あえて細かな事実を書き加えたところがあります。したがって、受験生の立場からすると、必ず答案を書く際にこの部分を使わなければいけませんね。また、問題によって、わざわざ【参考】として資料を添付したり、条文を引用している場合がありますが、出題者は何らかの意図があって、そうしているのですから、答案のどこかで資料や条文を使う場面が出てこないといけません。


出題者として考えた基本的な論点を示します。

(実行正犯である)乙の罪責について
1 窃盗の実行の着手があるか否か(結果発生の現実的危険性の有無)
2 私は窃盗の実行の着手があると認定してほしいと思いましたが、事後強盗の成否(「窃盗」、暴行の程度、窃盗の機会、暴行の目的)
3 強盗殺人(①殺意の認定→②240条後段に故意がある場合を含むか。)

甲の罪責について
1 共謀共同正犯(刑法60条が一部実行全部責任を認めた趣旨)
間接正犯の成否について触れたら、ピント外れです。それから「検察に教唆はない」のです。
2 共同正犯として罪責を負う範囲(故意責任の本質)

丙の罪責について
1 共謀共同正犯と幇助犯の区別

【注意点】
銃砲刀剣類所持等取締法違反、覚せい剤取締法違反といった特別法違反に触れた場合は、問題文の指示にしたがっていないので減点です。これは大丈夫でしょう。

条文は正確に引用する必要があります。例えば、1項と2項、前段と後段の区別をしていないルーズな答案が多いです。仮に配点が1点の場合は、きちんと書けていなければ0点にして、差を生じさせる必要があります。罪数についても同じことが言えます。私は、どうでもいい判例を教え、しっかり基本を教えない法科大学院での授業が悪いと思っています。

刑事系の問題(3)

12月15日、大河ドラマのテーマ曲を聴きながら、作業を行っているところです。遠い昔のことが思い出されます。また、最近の曲でもドラマの題名が出てこないものがあります。


刑事系の問題について、解答する受験生の立場から、答案の書き方を検討したいと思います。「甲、乙及び丙の各罪責を検討せよ。」となっていますので、時間切れにならないよう注意し、各自の罪責を検討する中で、採点者に読ませる部分を盛り込む必要があります。過去に共謀共同正犯に触れた記事があるのでこれは省略し、実行正犯で、最初に論述しなければならない乙の罪責を検討するにあたっての注意点を示します。

まずは、窃盗の実行の着手があるかどうか迷うと思います。問題文を作成する際、「乙は、自動車の扉を開けて、車内に体を入れている状態であった。」とすることも考えましたが、それでは受験生が何も悩まないだろうと思い、あえて問題を難しくしたつもりです。判例を知っているかどうかは関係ありません。その場で実行の着手の意義を考え、しっかり論じてくれたらいいのです。そうすれば、事後強盗→強盗殺人の流れが出てこなかったとしても仕方ないと思います。


窃盗の実行の着手があることを前提に議論します。事後強盗(238条)の要件にあたるか、大事に構成要件要素を1つずつ吟味して下さい。規範を定立して、事実認定をしますが、その際、問題文に無駄なことは書かれていないので(具体的な数字が書かれていたら注意しましょう。)、よく問題文を読み込んで下さい。


そして、事後強盗が成立するとして、強盗殺人の認定に入る際の悪い論述の例を示します。

【さらに、乙が、ナイフでAを刺殺した行為について検討する。①まず、殺意が認められるか、②次に、殺意が認められた場合は強盗殺人が成立するが、240条後段に故意がある場合を含むかが問題となる。】

わずか数行の論述ですが、話になりません。このような論述をした受験生は、「刺殺」という言葉の意味が分かっていないのです。刺して殺すのですから、すでに殺意があったと認定しています。日本語の持つ意味、響きに鈍感な受験生が増えているように思います。例えば、児童虐待の事案で、「お湯を体にかけた。」と言えば故意がありますが、「お湯が体にかかった。」と言えば故意はなく、過失(不注意による事故)になります。

さらに、論点は1個ずつ処理しなければいけません。仮に、①殺意が認められないとなれば(ただ、この認定は、実務家としてのセンスがないことを露呈します。)、強盗致死が成立しますが、これが240条後段に該当することは明らかであって、単なる条文の適用にすぎません。その場合は、上記②の論点を議論する余地はありませんから、問題提起で無意味な論述をしたことになります。これに対し、殺意があると認められた場合、答案の多くは、「上記②の問題については」と省略して書いているのが実情です。しかし、極端な言い方をすると、上記②の問題が何を意味していたか、答案を読み返す「作業」が面倒なのです。採点者はせっかちですから、無用な作業をしないで済む答案を好みます。かといって、試験時間や答案用紙の枚数の限界から、同じことを二度も書いている余裕はありませんね。なお、窃盗が未遂であったため、強盗殺人の未遂か既遂かの論点もありますが、細かな論点です。

論文試験対策について

「研修」誌に目を通していましたら、2月号は内容的に大変意義があるものでした。

覚せい剤の自己使用の事案で、強制採尿に至る経緯における手続の違法が主張された事例、裁判員裁判対象事件である営利目的の覚せい剤携行輸入事案について、覚せい剤を含む違法薬物隠匿の認識がないと主張された事例等が紹介されていましたが、最後の方に「副検事試験合格体験記」と題する文章が載っていました。

この副検事試験には、現行の司法試験と異なり、口述試験もありますが、一番難しいのは論文試験ではないでしょうか。筆者は、論文試験対策について、次のとおり、自らが心掛けた点を列挙していました。引用させて頂きます。


①読み手(採点者)が読みやすい答案を作ること。

②すべての科目について、条文を大事にし、条文解釈の姿勢を示すこと。

③論点について、「問題提起」→「規範定立」→「あてはめ」の流れで論証すること。

④「問題提起」部分では、なぜその論点が問題となるのか理由付けをすること。

⑤「規範定立」部分は、反対説に触れる時間はないので、自説のみ述べること。また、自説は判例・通説に従うこと。

⑥「あてはめ」部分は、問題文中の事実をできるだけ丁寧に拾って具体的に書くこと。

⑦最後に、問題文の「問い」にきちんと正面から答えること。


私は、この内容を見たとき、筆者が論文試験の本質を分かっているので、試験に合格するのは当然であると思うと同時に、筆者は私のブログの読者ではないかとも思いました。もし、司法試験の受験生で、私のブログを読んで下さっている方がいらっしゃるならば、是非参考にして頂きたいものです。



ただ、私は、2月号の「研修」誌の最終ページに載っていた「編集室雑記」を読むと泣けてきて、この部分が一番良かったです。週末に新幹線を使って妻子が待つ家に戻り、週明けには新幹線で上京する、そのような忙しない単身赴任生活の中で、我が子が大きくなっていく喜びを妻と共有する、ええですね~。

「前述のとおり」と「後述のとおり」について

「前述のとおり」、「後述のとおり」、両者は、一般的には繰り返し論述するのを避けるため用いられますが、司法試験の論文試験では、いわば手抜きとして用いられると思っています。そして、自分が答案を採点する場合、「後述のとおり」の方がより手間がかかるため、答案作成者の気配りの無さにムッとします。

現在の司法試験の論文試験では、横書きで23行あるA4用紙を8枚渡され(別に表紙となる用紙が1枚あります。)、これに「手書き」で答案を起案する方式が用いられています。なお、最初から印刷しておけばいいと思うのですが、答案用紙の下部にページ数を書く欄が設けられています。どんなに難しく、複雑な事案であっても、この8枚の答案用紙の範囲内で書き終える必要があります。逆に言えば、字の大きさに個人差があることを考慮しても、論文試験で書ける量には限度があり、書けないことは勉強しても無駄ということになります。

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ところで、最近の司法試験を受験する者のレベルは低下しています。これは事実であると思います。漢字を知らない者、日本語の文章作法を知らない者が多数存在し、法曹を目指す以前のところに重大な問題があるのに、よく法科大学院の入試に合格したなあと不思議でなりません。法科大学院としては、一定の学生数を確保しなければ、文部科学省からの補助金を削減されるという厳しい台所事情があるとはいえ、法科大学院を修了できる見込みさえない者を入学させるのは如何なものかと思います。したがって、何を書いているのか理解に苦しむ答案が多く、それでも受験生の一生がかかっていると言い聞かせ、我慢しながら解読し、読み進めていきます。しかし、1ページ目を見て、うんざりした場合には、先に何ページ目まで書いているか確認し、深呼吸をしたり、休憩を挟んで採点することもあります。

このような状況下で、「前述のとおり」と書いてあると、①そこに至るまでに読んだ答案の内容を思い出すか、②読み返してから、答案の当該部分を採点しなければいけませんので手間がかかります。しかし、「後述のとおり」となっていたら、一旦当該部分の採点を中止した上で答案を読み進め、後述されたと思われる部分を採点してから、戻ってくることになります。したがって、より手間がかかるのです。さらに、そのような気配りの無い答案を書く人の場合は、よく答案を読んでみても、理解できる論述でなかったり、大事な「後述」の部分が見当たらないことさえあります。後者の場合は最悪です。

ただ、上には上がいるもので、一つの文章の中で、「前述のとおり」と「後述のとおり」を使っている答案に遭遇したことがあり、これには呆れてしまいました。司法試験も舐められたというか、この程度のレベルの人でも司法試験を目指すことができる(合格するのではないかと期待する)時代になったということでしょうか。


今日は、法科大学院に通う学生2人に、不要となった答案練習会の資料を差し上げました。私の手許にある限り、廃棄する運命の資料ですが、学生が答案構成を考えてみたり、実際に1つの論点だけ書いてみたりしてくれたら、生きた使い方ができます。なお、この学生2人はよく勉強しているようですし、何よりも素直な答案を書くので必ず試験に合格すると思っています。ただ、いつも2人で行動している点が気になって仕方ないのです。

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逆の発想

法科大学院の学生が、昨日、刑法の答案を提出してきました。予備試験の択一試験が終わったばかりですが、気合いが入っているなあと感心しました。

今回は多くの論点がある事例問題を素材にしながら、答案に書くべき論点は「基本的なもの2つ」に絞るよう指示していましたから、しっかり論じていました。ただ、問題文を渡して日数が経過し、改めて問題文を読み直すのも面倒でしたから、答案を読むことによって問題文を思い付くかどうか試してみました。

邪道かもしれませんが、自分が書いた答案から問題文を思い付くかどうかとの観点から、きちんと問いに答えているか検討するのも一つの方法ではないでしょうか。なお、改めて問題文全体を読み返しましたが、すべての論点について触れるのは無理と痛感しました。

学生には、憲法、刑法、刑事訴訟法の答案も書いてみるように言っておきましたが、強制したわけではありません。

短答式試験の合格発表を見て

昨日、法科大学院の先生からメールを戴き、その前日である6日(木)に司法試験の短答式試験の合格発表があったことを知りました。木曜日に発表があるところは、昔と変わっていません。私の場合は、短答式試験に対する苦手意識が強く、通算成績は3勝4敗の負け越しとなっており、不合格の場合は、福岡にいる両親に手紙を書いて結果を知らせていました。

まず、予想されたことですが、予備試験合格組の短答式試験合格率が異常です。244人が受験して、1人しか不合格になっていません。今年も予備試験合格組は、最終合格者の率で他の法科大学院のそれを圧倒するはずです。

次に、科目ごとに満点の40パーセントに満たない者は、それだけで足切りされます。普通に勉強していたら、極端に出来ない科目は生じないと思います。つまり、短答式試験が実施された科目すべてにおいて、足切りされた人間が存在するはずです。端的に言えば、勉強不足であり、法科大学院を修了させるに足りる学力を身につけていなかったと推測されます。

そして、最終的には約8000人が短答式試験を受験し、約5000人が合格しており、論文式試験の答案を採点してもらえることになりました。この5000人の中には、まともな日本語の文章が書けない者がいて、科目ごとの足切りに引っかかるはずですから、最終合格しても順位によってはかなりレベルが低いと思われます。

法務省のホームページを見る限り、問題ごとの正解率が出ていないようですが、足切りの意味しかない短答式試験を突破するには、基礎的な知識を正確に身につけるほか、大多数の受験生が正解する問題を落とさないことが重要です。時間をかけたら何とか正解する問題、難問と思われる問題を嗅ぎ分ける嗅覚が必要ですね。

それから、昔は短答式試験の合格者だけに論文式試験を受験する機会を与えられましたが、現在は論文式試験に引き続いて一気に短答式試験まで行うことになっています。そのため、論文式試験の出来が気になって、短答式試験に集中できない者がいたかもしれませんが、短答式試験の合格率からすると、不合格になる方が難しいと思います。そして、自己採点の結果と大きく異なる場合は、気付いていない、何らかの原因があるはずですから、その原因を究明しないといけません。私の場合は、事前に決めていたとおり、嫌な問題は飛ばしていきましたが、マークシートにはそのままマークする凡ミスをしてしまい、試験終了間際になってミスに気付き、消しゴムでゴシゴシ消してマークし直した苦い経験があります。


来週、法科大学院で話をさせて頂く際には、短答式試験の勉強方法も若干付け加えることにしました。丁度、荷物を整理していたら、短答式試験対策用に作成したカードや雑誌に掲載された合格体験記が出てきたところです。それから、予備試験の短答式試験の合格発表も控えているので楽しみです。

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Author:オグちゃん
平成25年5月、アメーバ・ブログから引っ越してきました。役に立つことも、役に立たないこともマイペースで書いています。日記のような感じでしょうか。

しかし、ブログから新しい出会いが生まれ、有難いものであるということも知りました。

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