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昔のことですが、「縁」という字と「緑」という字の区別がつきませんでした。「聡」という字と「恥」という字の区別もつかず、子供に恥という名前をつけた親はすごいと思っていた時期がありました。


この仕事をしていると、本業だけでなく、○○協議会や○○委員会のメンバーに入れて頂くことがあります。そこでは、法律家という狭い世界に属していない方との出会いがあり、それが一つの楽しみになっています。


今のところ、歳の差からすると、兄ではなく、父のような存在の方と、委員会が終わった後、ちょっと一杯やるのがお決まりのパターンになっているのです。他の人がまだ仕事をしている時間に、酒を飲んで、委員会の話からこれまでの人生について話し始めると、なかなか終わりがみえてきません。


委員会の話を少しさせて頂くと、私には専門知識は全くと言っていいほどありません。職員の説明をひたすら聞くだけです。しかし、事実認定をする能力では負けていない自信がありますので、「その認定はおかしくないか。こちらの認定ではいけないのか。」とか、「当方に不利なこともきちんと明らかにして、結論を維持するならそれでいいでしょう。」という感じで、結論を導くようにしています。職員の方は、私が何を質問するか分かってこられたようで、待ってましたと答えてくれます。待ってましたと答えられるのが悔しいので、わざと聞かないこともあります。とてもやりがいのある仕事を与えて頂いたなと感謝しています。


実は昨日も飲んでました。足をくじいて、その痛さが引かず、私は骨折していると思い込み、覚悟して整形外科に行ったところ、ひどい捻挫と診断されたので、そのお祝いの意味がありました(何か口実がないと、嫁さんを説得できません。しかし、恐妻家ではありませんよ。)。うちの嫁さんは、偏屈な旦那の相手をして下さる先生に感謝しています。最近、子供が「また飲んできたん?何食った?」と言うのが、うっとしいですね。これからも、縁を大事にしたいと思います。先生、また行きましょう。

官製談合

日本年金機構の職員が、業者に入札情報を漏洩したとして、いわゆる官製談合防止法違反で逮捕されました。どういう法律なのか興味があり、六法で探したところ、正式名称が「入札談合等関与行為の排除及び防止並びに職員による入札等の公正を害すべき行為の処罰に関する法律」となっていました。


刑法にも類似の規定がありますが、官製談合防止法は、発注者側の「官」が、見積もり価格を漏洩するなどして談合に関わるというより悪質な談合が増加したことに伴って制定されたところに意味があり、入札談合等に関わった職員に対して、刑事罰が科されるだけでなく、発注機関は一定の場合には損害賠償請求をしなければならないとされています。



問題なのは、年金保険料を払ったはずなのに、記録がないとして第三者委員会に年金記録確認の申立をされている方がいる、その方の気持ちを逆なでするようなことを日本年金機構の職員が行ったということです。きっと、この職員の年金に関する記録はきちんとしているはずです。


現在のところは、金の授受はないとされているようですが、社会保険庁に勤務していた当時の同僚というだけで、よく情報を漏洩できるものだと感心します。情報が漏洩したことによって、落札価格が高くなり、結局、税金の無駄遣いになったと思われますが、その税金を年金記録が消えている方に回して差し上げた方が、どれだけ喜んでもらえたか分かりません。不届きなことをしているのは、この職員だけではないかもしれません。徹底的に膿を出して欲しいものです。

管財人等協議会に出席しました

昨日、管財人等協議会に出席しました。主催は、裁判所でした。私は、「等」の意味が分からなかったのですが、例えば、破産の申立代理人を含むそうです。


私の理解を超えており、空中戦が繰り広げられている感じで、全く議論についていくことができませんでした。司法試験の法律選択科目では、国際私法を選択しましたが、破産法にしておけばよかったと後悔しています。


iPadを駆使している人を見て、自分はその場に持ってきていないことを思い出しました。

破産管財人について(1)

今でも恐々やらせてもらっているのが、破産管財人です。司法試験の選択科目で破産法を選択しておけばよかったと後悔しています。



破産管財人は、裁判所が選任することになっています(破産法74条1項)。また、裁判所は、破産手続開始の決定をしたときは、直ちに、破産管財人の氏名等を公告しなければならないとされています(32条1項2号)。


ところで、書記官は、事案の内容や、破産管財人になるべき者の力量を考慮し、相応の事件を依頼してこられるようです。私の場合は、会社の破産管財人はしませんし、複雑な事案の場合は、書記官の方で無理と判断して下さり、破産の原因がギャンブルとか、浪費のように問題がありそうな事案が回ってきます。そのような事案の場合、免責(借金をチャラにすること)してよいかが問題となりますので、裁判所は、破産管財人に調査をさせて、その意見を参考にしたいと考えておられるようです。



一度だけですが、担当の裁判官が異動になり、後任の方と処理方針で衝突したことがあります。否認請求の審尋で、裁判官から、私が質問しているのを遮られたときはムッとしましたが(「もういいです。」と言われたので、「これはダメだ。」と察しました。)、審尋の終了直後に電話をしてこられたので気にはされているのだなと思いました。


上記の免責するかどうか問題がある事案では、申立の際に、正直にその旨記載しておく方が裁判所の印象はいいと思います。この判断を誤ると、申立代理人である弁護士は、裁判所だけでなく、依頼者からの信用も失いかねません。裁判官によっては、怒った口調で「管財事件にします。」とだけ言って退出される方もいるようで、後で破産管財人になって、破産者からそのような状況を聞くと、申立代理人の見通しが甘かっただけなのに、可哀想だなと思うことがあります。また、管財事件になると、裁判所に納める予納金の額が格段にアップしますから、急遽これを準備するとなると、依頼者は大変でしょう(金がないから破産するのです。)。



依頼者のためには、悪い方向に進んだ場合のことを考えて処理しておくのが無難であると思います。

破産管財人について(2)

破産管財人は、破産者が所有する財産を管理し、これを換価していきます。


問題なのは、破産者が不動産を所有しているが、なかなか換価できない場合です(例えば、土地、建物を数人で共有しているが、建物が築30年以上経過して無価値で、土地だけはそこそこの価値がある場合など。)。特に価値があるという業者の評価が出ていると、破産財団から放棄することが困難であるように思われます。


しかし、破産管財人は、迅速に破産手続を終結させることにも配慮すべきです。したがって、破産者やその関係者に問題の不動産を買い取る者がいないか確認して、これがいない場合には、積極的に破産財団からの放棄に向けての証拠を収集し、裁判所と協議すべきです。余程のことがない限り、裁判所は破産管財人の意向を尊重してくれるように思います。裁判所から、放棄はダメと言われたら、そのときはそのときです。


そして、裁判所の書記官に指導を仰ぐくらいの気持ちが必要です。私は、いつも書記官に救ってもらっています。

履歴書

急遽、履歴書を提出する必要が生じました。


手書きの方が私の人柄が表れるかと思って書き始めましたが、書くことがありません。実務家になって以降、何の実績もないことに気付きました。したがって、「研究教育実績」など、あるはずがないのです。


当然のことですが、写真を貼らなければいけないので、昨晩、嫁さんに頼んで、丸刈りにしてもらいました。

おつまみです。


オグちゃんのブログ


1月12日午後の仕事が早く終わりましたので、父と慕っている方といつもの店に行き、明るいうちから飲みました。日没が早いですから、「明るいうち」というのは午後3時台です。


串揚げ6種盛りカキフライを追加注文しました。タルタルソースを残すともったいないので、お箸で取ってきれいに頂きました。

忘れてました。

いくら借りているのか、正確に把握していない破産者がいます。


元金のほか、利息も生じているでしょうし、長年取引しているケースもあるでしょう。そもそも正確に把握しているならば、破産しないであろうとも言えますから、仕方がないかもしれません。しかし、金を貸してくれた人(債権者)を忘れていましたと言われたら、ムッとしますね。必ず、隠していたわけではありませんと言い訳を始めます。信じていませんから、そういう言い訳はどうでもいいのです。


私が知りたいのは、どうして今まで忘れていたのか、何がきっかけで思い出したのか、そして、他にも忘れていると言いつつ、明らかにしていない債権者がいるのではないかということです。

行政法漬け


オグちゃんのブログ


比較的時間があるので、行政法の勉強をしています。


同じ「行政法入門」がどうして2冊あるのでしょうか。左は嫁さんが図書館から借りてきてくれたものです。右は、昨日、サッカーシェンシェイが下さったものです。感謝!感謝!一読して分かりやすい本だなと思っていましたが、サッカーシェンシェイもお薦めということは選択を間違っていなかったということになります。


私が大学生の頃、行政法は選択科目の一つでした。刑事訴訟法、民事訴訟法もどちらかを選択すれば足りました。つまり、行政法や民事訴訟法の単位を取得をしないでも、法学部を卒業することができました。司法試験も同様で、行政法は法律選択科目の一つにすぎず、刑事訴訟法、民事訴訟法についてもどちらかを選択すればよかったのです。


これが今の司法試験では、上記の両訴訟法と行政法は必須科目になっているようで、時代が変わったなと思います。


これから2回目の読書です。今度は読み込みに入り、条文もきちんとチェックします。サブノートは、今のところ作成する予定はありません。以前に一度だけ行政事件の被告代理人をしたことがあり、どうして訴えが却下されたのか理解できませんでしたが、何となく分かってきました。


そう言えば、サッカーシェンシェイのサインを頂くのを忘れていました。

これが行政法?

中学校の卒業式で君が代斉唱時に起立しなかったこと等から、訓告とされた市立中学校の元教諭が、①処分の取り消しと②慰謝料を請求した裁判の判決があったようです。


ここでは、そのような教諭がいるのが問題でないかということは論じません。


新聞の記事を見ると、裁判所は、訓告は法令や規則に明文で定められておらず法的効果も伴わないので、取消請求できる「処分」にあたらないとして、処分の取り消しを求めた点については訴えを却下したようです。つまり、門前払いとされたわけですが、ここが今の私にはスーッと理解できないところなのです。これに対し、慰謝料を請求した点については、請求を棄却しています。


奥が深い学問と言えばそうですが、…。



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Author:オグちゃん
平成25年5月、アメーバ・ブログから引っ越してきました。役に立つことも、役に立たないこともマイペースで書いています。日記のような感じでしょうか。

しかし、ブログから新しい出会いが生まれ、有難いものであるということも知りました。

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